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尾瀬

2008年11月20日 (木)

尾瀬 ニッコウキスゲの頃

もう四ヶ月も前のことになりますが(^^;;、諸々少し落ち着いてきたので、今年7月の海の日連休ニッコウキスゲの頃に尾瀬を訪れたときのことを綴ってみたいと思います。
尾瀬は水芭蕉の季節に続いて今年二度目の通算三度目。いいタイミングで梅雨明けしてしっかり夏山シーズンに入っていましたので、燧ケ岳と至仏山登頂も目指しました。

●一日目 沼山峠~尾瀬沼~燧ケ岳~見晴(泊)

今回の尾瀬行は初めて沼山峠から入山。今まで鳩待峠と大清水から尾瀬に入山したことがあったのですが、高低差少ないしアプローチも短いしで今回が一番楽ちんな経路。
でも、今回利用した東武の「尾瀬夜行」はリクライニングしない直角シートだったりして体はあまり休まらなかったので、この楽ちん経路がちょうどつりあっていて良かったかも。

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沼山峠から大江湿原に入ってくると、ニッコウキスゲ少々とふわふわのワタスゲが見えてきます。ニッコウキスゲの大群落がこの先にあるだろうと期待して歩を進めます。

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尾瀬沼にぐっと近づいてきたらワタスゲの群落はあるものの、ニッコウキスゲはほとんど見えてきません。まだ先なのか?うーん、でも、どうも様子が変です…。

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どうやら今年は遅霜のため大江湿原のニッコウキスゲはかなりやられてしまったみたいでした。残念ですがこれも自然のものなので仕方がない。奥に燧ケ岳が見えます。

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咲き具合がいまひとつだったとは言え、今回歩いて見つけたニッコウキスゲの中で一番目を引いた美人ちゃんは尾瀬沼のそばにひっそりと咲いていました。

のんびり尾瀬沼の周りを散策したい気持ちもありますが今回は長英新道から燧ケ岳登頂を目指します。森の中のドロドロの道をしばらく進み、急坂を登ってまずミノブチ岳へ。

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ガスが出てきていてあまり視界がクリアではないものの、ミノブチ岳からは尾瀬沼が一望できます。思いのほか体が重かったのですが、爽やかな風に疲れも吹き飛びます。

ここからさらに燧ケ岳の俎嵓(まないたぐら)、柴安嵓(しばやすぐら)と進んで燧ケ岳登頂!でも、ほとんど視界が無く、ガスが流れるたびに尾瀬沼や尾瀬ヶ原が見え隠れ。

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燧ケ岳から見晴に下りるときに尾瀬ヶ原がかなりクリアに見えたときもありましたが、これも一瞬。すぐにガスで視界がなくなってしまいました。

下山道はぬかるんでいて濡れた石がゴロゴロ。足下に気をつけ過ぎて変に力が入ってしまい、足がヒクヒクした状態でこの日泊まる原の小屋に辿り着いたのでありました。

●二日目 見晴~竜宮~ヨッピ吊橋~牛首分岐~山の鼻~至仏山~鳩待峠

二日目はヨッピ吊橋の辺りを散策してから至仏山に登るための時間がほしかったので、朝食はお弁当にしてもらって5時前には見晴の原の小屋を出発しました。

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竜宮十字路をヨッピ吊橋方面に向かうとニッコウキスゲの群落が見えてきました。尾瀬沼と違って尾瀬ヶ原のニッコウキスゲは絶好調。朝もやに黄色の花が映えて素敵。

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花のほとんど咲いていないところも悪くない。池塘に映った一本のシラカバが気になったのでパチリ。ここからさらに進んでヨッピ吊橋に立ち寄り。クマに出会わず良かった。

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シラカバの周りにニッコウキスゲが可愛らしく咲いているのも気になりパチリ。静かな朝の尾瀬ヶ原をゆっくり牛首分岐に向けて歩き、途中のベンチで朝食をいただきます。

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朝食を頂いていると日が差してきてニッコウキスゲが黄金色に輝きました。写真でうまく表現できてなくて残念ですが、神々しいとはまさにこのことかと思うような光景でした。

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黄金色にニッコウキスゲが輝いていたところへ歩いていくと、青空が少し見えてきました。水芭蕉の季節の尾瀬も素晴らしいけど、ニッコウキスゲの頃の華やかさたるや。

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左手を見ると雲が動き始めて、ニッコウキスゲの大群落の向こうに燧ケ岳のシルエットが浮かび上がってきていました。天気も段々良くなってきました。嬉しい。

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これから登頂を目指す至仏山もそろそろ顔を出しそうな勢いで急に天気が良くなってきました。天気が良くなってくると、自然とテンションも上がってきますよね。

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山の鼻に近づいてきて振り返ってみると、燧ケ岳がさらにくっきりと見えてきています。山の鼻からは至仏山の頂上を目指してドシドシと歩いていきます。

晴れていてもツルツル滑りまくる蛇紋岩の登山道に少し戸惑いながらもグングン登っていきます。山歩きに体が慣れてきたからか、前の日よりも調子が良かった。

なかなかペースの上がらないご年配の女性を少しフォローしたり、靴底のはがれた奥様にテーピングテープをあげて靴を補強したりといろいろありながらも至仏山登頂!

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頂上に着く頃にはすっかり天気が良くなってきました。尾瀬ヶ原を一望すると、さっきまで歩いていたニッコウキスゲの大群落がうっすら黄色くみえています。上機嫌。

ここからは小至仏山を経由して鳩待峠に下ります。鳩待峠ではお約束の生ビールをぐびり。帰りがけには戸倉で温泉に入ったりもして、大満足の山行なのでありました。

2008年6月21日 (土)

尾瀬 水芭蕉の季節

もう三週間も経ってしまいましたが、昨年に引き続き水芭蕉の季節の尾瀬沼・尾瀬ヶ原へ山小屋一泊で行ってきました。今回は総勢八名のパーティーです。

初日は雨の中を早朝大清水から尾瀬沼、そして尾瀬ヶ原の見晴へ。

雨は予報通りだったものの大清水と尾瀬沼の間の三平峠周辺に去年の何倍も雪が残っていて一同びっくり。足下に注意をしながらそろりそろりと歩を進めていきます。

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尾瀬沼は霧に包まれさすがに燧ケ岳は見えませんが、水芭蕉が可愛らしく咲いていて下がり気味のみんなのテンションを持ち上げてくれます。

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晴れもいいけど、霧の大江湿原も趣があって良いですね。とはいえ、小止みになっていた雨がまた強くなり、風も吹いてきたので写真を撮るのもひと苦労。

ここから沼尻に行き尾瀬ヶ原の見晴へ抜けていくのですが、途中の白砂峠も雪がたんまり残っていてびっくり。5月後半の雨でもまだ全然解けきらなかったのですね。

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雨の中下りの木道で滑ってこけたりしながら初日泊まる小屋がある見晴に到着。夕食を食べ終わる頃には燧ケ岳方面に青空が見えてきました。

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さすがに夕焼けにはならなかったのですが、雨は上がって至仏山も見えてきて二日目の天気に期待が持てそうです。

二日目は尾瀬ヶ原をのんびり散策してから山ノ鼻を抜け鳩待峠のバス停へ。

カッコウの鳴き声が目覚ましになって朝4時前に起床。日の出前でかなり寒いのでがっつり着込んで外に出てみます。

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霜が降りていてツルツルに滑る木道を進んで行くと霧の奥に至仏山が見え隠れ。尾瀬ヶ原のこの霧は晴れの予兆です。

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霧の中に姿を現す燧ケ岳を眺めるとなかなか幻想的で良い感じ。

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霧が流れ、段々と日が昇ってくると至仏山が朝焼けに染まってきました。

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朝ごはんを頂いて小屋を出発する頃には雲ひとつない快晴。わお。

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尾瀬沼では見えなかった燧ケ岳もクリアに見えて満足満足。

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下ノ大堀の水芭蕉も絶好調。ここは水芭蕉の季節の尾瀬のNo.1ビュースポットなので、写真を撮っている僕の左右と背後にはびっちり人が並んでいたりします。

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素晴らしい景色、水芭蕉、仲間のおかげで今年も大満足な尾瀬行なのでありました。

2007年6月22日 (金)

尾瀬 楽しい木道歩き

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尾瀬を訪れてから既にもう三週間が経とうとしていますが、近々また行きたいなぁと思いつつ写真を眺めてみたりして。

2007年6月16日 (土)

尾瀬、尾瀬、尾瀬!(2日目)

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尾瀬二日目の朝は野鳥のさえずりで目を覚まします。最高に風流な目覚まし時計だし、前の夜早く眠りについたこともあって4時起きでも全然苦になりません。

爆睡している友人を部屋に残し、天気はどうかなと思って外に出てみるとがっつりガスっています。至仏山は霧の向こう側。女王様は恥ずかしがり屋か…。前の日の夕方からポツリポツリと雨が降ってきていたので仕方ないかな。でも、月はびっくりするくらい真っ赤にでっかく見えています。これは撮らねばとカメラを部屋にとりに行って戻ってくると既に普通の色になっていて残念。

ガスが切れて至仏山が見えることを祈り、寒いけれども辺りを眺めながら周りの人と雑談しつつ待ってみます。4時半くらいでも意外と沢山の人が外に出てきていてびっくり。僕の隣にカメラを持って三脚を立てる人が何人かやってきましたがなかなかガスが切れないので諦めて去っていきます。僕は諦めず粘ってみると5時半過ぎには至仏山がう~っすら姿を現わしてきました。

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写真では表現しきれなかったものの、霧が層状になってダケカンバの林に折り重なっているみたいでとても神秘的。結局モルゲンロートは見れなかったものの、「尾瀬の朝がこんな感じでガスっている日は7時くらいからはスカッと晴れる。これがいいのだ」と小屋の人が言っていたというのを又聞き。期待に胸を膨らませつつ朝食をとりに小屋に戻ります。すでに指先かじかみまくり。

朝食をとってから荷造りを済ませて外に出てみると、スッキリ晴れて至仏山が美しい姿を見せています。

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(又聞きだけど)小屋の人の言うことに間違いはありませんでした。さっすがぁ。

準備にのんびりし過ぎていて小屋を7時半に出発。気持ちいい陽光を浴びながら尾瀬沼に向けて段小屋坂を登っていきます。ちょっと急がないと帰りのバスがやばいかも。最初は木道のゆるゆる坂ですが徐々に傾斜がきつくなってきます。坂道にまで木道を作ってくれていて、登山道整備をしてくれている方々に感謝感謝。木道がなかったら登山道が荒れてしまいます。

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このあたりの木道も東京電力が整備しているのでしょうか?現在でも尾瀬全体の7割を東電が持っているらしく、東電はまさに尾瀬の地主様。もともとは尾瀬ヶ原を水力発電などのためダムにしてしまおうとする計画があったとのこと。「よく東電が尾瀬を返したなぁ」と早朝に会ったおじ様も話していたのですが、尾瀬ヶ原がダムの底になっていたらと思うとゾッとしてしまいます。

白砂峠に近づいてくると残雪が目立ってきます。

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キックステップを効かすと木道の脇を踏み抜くし、おそるおそる歩くと腰が引けて滑ってしまうし、ちょっと注意しないといけません。まぁ、滑ってこけてもたかが知れているといえば知れているのですけどね。去年みたいにどか雪の後だったらもっと積もっていてアイゼン無しでは歩けなかったかも。さらにずんずん進んでいくと結構早く尾瀬沼に到着。咲きはじめのミズバショウが可愛い。

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尾瀬沼界隈は尾瀬ヶ原より200メートルくらい標高が高いからか、ミズバショウの咲き具合が一週間か二週間分くらい遅い感じです。尾瀬沼の北側を尾瀬沼ビジターセンターに向けての~んびりと歩いていきます。いつもの山とは違ってゆったりした『尾瀬時間』を満喫。まだ行程に余裕があるのでミズバショウの群落がある大江湿原の奥にも少し足を伸ばしてみます。

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川沿いにはミズバショウが可愛らしく咲いているし、尾瀬ヶ原から見るのとは違った表情を燧ケ岳が見せてくれるしで満足満足。尾瀬沼から離れるにつれ木道とミズバショウの距離がかなり離れてきたので、小渕沢田代分岐で引き返し尾瀬沼ビジターセンターに向かいます。ビジターセンターのある辺りは小屋が並んでいてとても賑やかで山というよりは普通の観光地みたい。

きつい日差しを避けるためビジターセンターの近くの木陰のベンチへ。尾瀬小屋で用意してもらったおにぎりなどお昼ご飯をいただきます。人心地ついたら尾瀬沼に燧ケ岳が映った『逆さ燧』(さかさひうち)が見えるポイントを探してうろうろ。三平下あたりが逆さ燧を見る絶好のポイントらしいのですが、どちらかというと長蔵小屋の裏あたりの方が展望が良いという印象です。

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三平下からは残雪の三平峠を越えて帰りの高速バスが出る大清水へと下っていきます。途中、ジーパンに普通の運動靴をはいている軽装のカップル何組かとすれ違います。「ここから先、雪が積もっているので注意してください」と忠告するも、あまり気にせず登って行ってしまいました。尾瀬とはいえ立派な山道なので本当はそれなりの装備にしないといけないのですが…。

一ノ瀬に着く頃には天気が徐々に崩れてきてポツリポツリと雨が降ってきました。でも、林道を早歩きで進み本降り前に大清水到着。セ~フ。高速バスの出発時刻まで余裕があるので着替えをしたり、そばを食べたり、生ビールを飲んだりしてくつろぎます。バスに乗ってから気付いたのですが近くの小屋で400円出せばお風呂に入れるようです。次来たときはお風呂入るぞぉ。

初めての尾瀬、ミズバショウは綺麗に咲いているしお天気にも恵まれたしでもう最高!こんなに楽に、こんなに素敵な景色を見れるなんて尾瀬の人気があるのがよく分かります。すっかり尾瀬ファンの仲間入り。関越道渋滞のためゆっくりまったり進むバスの中でうとうとしながら、今度はニッコウキスゲの季節に尾瀬に来たいなぁ~などと思ってしまうのでありました。

2007年6月 9日 (土)

尾瀬、尾瀬、尾瀬!(1日目)

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先週土日、友人たちと尾瀬ヶ原・尾瀬沼へ山小屋一泊のハイキングに行ってきました。

初日は鳩待峠から山ノ鼻、龍宮十字路、見晴とのんびり歩いて行ったうえで尾瀬小屋に荷物を預けて三条ノ滝までピストン。二日目は見晴から白砂峠を越えて尾瀬沼北側を逍遥して大清水へと降りてくるというコース。僕にとっては初尾瀬かつ初ミズバショウなので、直前まで天候とミズバショウの開花状況をドキドキしながらチェックしまくりです。もちろん仕事が週末に入らぬよう、体調を崩さぬよう、万全の体制で臨みます。

金曜は仕事を定時で切り上げ、22時発の高速バス『尾瀬号』で新宿新南口のびっくりするくらい狭いバスターミナルから尾瀬に向けて出発します。翌朝3時半頃には降車地の戸倉に到着。バス会社の厚意で鳩待峠行きバスの時間を考慮して本来の終点の大清水に先に停車してから戸倉へ来てくれたものの、戸倉から登山口の鳩待峠行きのバスは4時40分発。そのため、しばし尾瀬号の中で仮眠させてもらいます。

起きて外に出ると、すんごい沢山の人が鳩待峠行きのバスを待っていてびっくり。いろんな会社から何台もバス(マイクロバス)がまわされてきますが、最初の鳩待峠行きの便に危うく乗りそこないそうになるくらいの混み具合。戸倉から4時40分頃出発しても、鳩待峠へ行く林道のゲートは5時に開きます。それまではバスやら乗合タクシーがゲート前にずらりと行列を作ります。やはり、ミズバショウの季節の尾瀬は大人気です。

鳩待山荘で朝食を摂ったり身支度を整えたりしていよいよ出発。快晴でいい気分だし、鳩待峠登山口から尾瀬ヶ原の入口である山ノ鼻へはずっと下りで超らくちん。山行でこんなに楽なスタートは初めて。いつもはほぼ徹夜状態ですぐ急登があったりしてヘロヘロなのです。尾瀬ヶ原に下りていく途中にもミズバショウが咲いています。さほど綺麗な咲き具合でもなかったのに生まれて初めて見るミズバショウに感動。写真撮りまくり。

山の鼻に着くとしばし休憩。高速バスの中ではまともに眠れないので友人はベンチで仮眠。僕は辺りをうろうろ、写真をパチパチ。ここからはミズバショウがいたるところに咲いていて幻想的。上の写真は尾瀬植物研究見本園の木道から燧ケ岳(ひうちがたけ)方面を見たものです。男前な感じの燧ケ岳をバックにミズバショウの群落が超キュート。大勢の人が木道を歩いていて今日のこの素晴らしい景色を楽しんでいます。

山ノ鼻からさらに進んで牛首分岐を過ぎててくてく歩いていくと、尾瀬のポスターにもなることが多い下ノ大堀川(しものおおほりかわ)のミズバショウの群落と至仏山(しぶつさん)が目に入ってきます。下ノ大堀川のミズバショウは前週あたりがピークだったみたいで、すでにリュウキンカの黄色い花が咲きはじめています。それでも初めてこの景色を見る僕にとっては十分すぎるくらい爽やかで魅力的。素敵だ~。

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至仏山ってゴツゴツ男性的な燧ケ岳と対照的に女性的な姿かたちをしています。まさに尾瀬の女王様。燧ケ岳と至仏山の間で育まれた尾瀬ヶ原は、さしずめ両者の子供といったところでしょうか。

尾瀬の大きな風景をひとしきり堪能したあとは、とびっきり美人のミズバショウを探してみるのも楽しいものです。下の写真は僕が今回の山行で見た中で一番美人のミズバショウ。この花を見つけたときすごく嬉しかったので『ま、まるでミズバショウのジェットストリームアタックやー!』と、グルメリポートするときの彦摩呂のように口走ってしまいました。この気持ち、ガンダム・ファンならばきっと分かってくれるはず(笑)

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ところで、ミズバショウといえば可憐な白い花というイメージがありますが、木道を歩いていると超巨大な花びらとしべと葉っぱを持った『お化けミズバショウ』もあったりしてびっくしてしまいます。葉っぱなんてまるで大きく開いたキャベツみたいでけっこうグロテスク。海千山千を乗り越えてきたお局様を彷彿とさせます。ミズバショウはやはり手のひら大くらいのもののほうがギュッと可愛らしさが詰まっている感じがしていいですね。

ウグイスやカッコウなど野鳥のさえずりの中、さらに木道を歩いていくと大きな魚(たぶんイワナ)が泳いでいる小川がありました。澄んだ水が綺麗です。しばし見入ってしまいます。そして、視線を少し上げてみると至仏山。いい景色だなぁ~と思いつつも写真を撮らず通り過ぎてしまったのですが、どうしても気になったので戻ってきて写真をパチリ。木道の人通りも少なくなり静かな山旅といった風情です。ごくらく、ごくらく。

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ここから少し行ったところで、しゃがんで何かを撮っている人を発見。何を撮っているのかと思って見てみるとザゼンソウが咲いていました。雪解けの頃に咲くものだとばかり思っていたので嬉しいサプライズ。僕も良さげなザゼンソウを見つけて写真を撮ってみます。すると向かいから来た人が「何か有名な花なんですか?」と聞いてきます。「ザゼンソウです」と教えてあげると「これがザゼンソウ?」と後続の人もザゼンソウ探し開始。

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確かに、達磨大師が座禅している姿にそっくり。

正午には見晴十字路にある尾瀬小屋に到着。尾瀬小屋はこの日泊まる宿です。早めに予約しておいたので個室を確保しています。大人3人で3畳ですが、天井は高いし寝るスペース十分で快適。しかも、お風呂まで付いている(但し、石鹸・シャンプーの使用はNG)。お風呂付の山小屋なんて初めて。まるで普通の民宿です。さすが尾瀬。これなら山慣れしていない人でも違和感なく泊まれますね。

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大休止の後、尾瀬小屋に大きな荷物を置いて身軽な格好で三条ノ滝へ向かいます。尾瀬だからと少しなめてかかっていたのですが、往復3時間の行程は意外ににアップダウンがあってモモにきます。運動不足がたたったか?三条ノ滝に行く途中はミズバショウやリュウキンカの群落や温泉小屋があったりして山旅情緒満点。三条ノ滝自身もすげーダイナミックで圧倒されます。さすが、名瀑百選に選ばれているだけはあります。

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三条ノ滝を堪能したあとは元来た道を戻っていきます。雲が段々と分厚くなってきて雨が降りそうなのでちょっとだけ急ぎ足。小屋に着くと夕飯の前に生ビールと持参したおつまみでお約束の酒盛りです。今回はサラミやらイカ酢やらあなごを平たくしたものやら、かなり沢山おつまみを持ってきています。ほろ酔い気分で尾瀬っていいな~と思いながら、尾瀬での一日目が暮れていくのでありました…。